お客様(著者)が制作費ほか必要経費の一切をご負担になり、本を制作する出版形態です。出版社が費用を負担して本をつくる企画出版・商業出版とは異なりますが、制作工程や販売・流通経路は企画出版と変わりません。
これまでの弊社のお客様は、小説や詩を書き下ろされた方、写真が好きで写真集を作りたい方、歴史ある家系の系譜をまとめたい方、仕事のノウハウや生涯をかけた研究等を形に残したい方など、ジャンルを問わず様々にいらっしゃいます。
ご相談は、電話・メール・郵便など、または来社されての面談(予約が必要です)で承ります。
どんな本をつくりたいのか、あなたのご希望やイメージをお聞かせください。そこから本づくりは始まります。書店や図書館で、ご希望に近いイメージの本を探してみる、好きな作家の本を参考にしてみる、弊社の「概算見積依頼書」に記入してみる……、イメージを少しずつ形にしていきましょう。もちろん、ご希望やイメージがはっきりしていなくても問題ありません。私たちが全力でサポートいたします。
どんな本を、何部おつくりになりたいかが決まりましたら、「概算御見積書」を作成させていただきます。お問い合わせフォーム「概算見積依頼書」にて概算御見積もりをご依頼ください。書籍制作にかかるおおよその費用は「書籍制作の標準価格」 をご覧ください。書店およびネット書店での販売をご希望の場合には、書籍制作費とは別に費用がかかります。「販売を希望される方へ」 をご覧ください。
お見積もりにご納得いただければ、委託出版契約書を交わします。この契約は書籍制作に関する契約で、販売に関する契約は「販売を希望される方へ」をご覧ください。 この出版契約の時点で、書籍制作に関するお見積もり金額の半額をお支払いいただきます。残金(販売に関する費用を含む)は、納本完了時にお支払いいただきます。
原稿を担当編集者がお預かりし、入稿(印刷所に原稿を渡すこと)するために必要な、原稿整理やレイアウトなどの作業をおこないます。この段階で、内容上のアドバイスや修正をご提案させていただくこともございます(とくに大きな変更の場合)。※修正や整理を終えた原稿を印刷所に入稿してから、約4~5ヵ月で本が完成するよう努めておりますが、ご本の内容や、仕様、また弊社の状況により完成までの期間が異なることがございます。
印刷所に入稿したあと、校了(編集作業を終了し印刷に回すこと)するまでに2回、校正刷り(ゲラ)をご確認いただけます。細かい修正は、この段階でおこなうことが可能です。ここで大幅な手直しが入りますと、完成が遅れるだけでなく、追加費用が発生する可能性があります。STEP 4 の入稿する前の段階で、原稿の完成度をできるだけ高めておくことが大切です。
STEP 5 の校正作業と並行して、装幀(カバーや表紙などのデザイン)もお客様とご相談しつつ進めます。企画出版と同様にプロのデザイナーが担当いたします。思い出の写真、自作の絵画、自筆の文字などもお使いいただけます。装幀につきましては原則として1回、校正刷りをご覧いただきます。
完成したご本は、ご指定の場所にお届けいたします。国会図書館にも弊社から納入いたします。
また、ご本を謹呈なさる場合の発送代行もお引き受けいたします。謹呈紙や挨拶状の同封も可能ですので、送付先リストと併せてお渡しください(送料・手数料がかかります)。
納本が完了した時点で、契約代金の残金をお支払いいただきます。