日本の鉄道用橋梁・高架橋・トンネルのバリエーション
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カテゴリ | 趣味・実用 |
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本のタイトル | 鉄道構造物を探る |
著者名 | 著 : 小野田 滋 |
刊行年月(奥付) | 2015年11月27日 |
発行者 | 講談社 |
ISBN | 978-4-06-270314-7 |
造本体裁 | B5 160ページ |
定価 | 3,190円(税10%込) |
詳細情報 | 2003年にJTBから発刊された『鉄道構造物探見』は、日本の「鉄道構造物」であるトンネルや橋梁の構造を初めて具体的に説明した決定版的鉄道書として、現在も鉄ファンから絶大な支持を受けています。そして、著者はこの1冊で全国の鉄道ファンから鉄道構造物のカリスマとして崇められています。 トンネルや橋梁は、鉄路だけでなく、道路にも当然存在します。しかし、道路を走る自動車は大型トラックでも1台当たり20~25トンが最大重量ですが、機関車の重量は、1両100トン前後にも達します。このため鉄路では道路よりも頑丈なトンネルや橋梁を設計しなければなりません。また、自動車のように急勾配や急カーブがきかないため、路線の選定に制約条件が多くなり、山岳地では長いトンネルを掘って峠をくぐり抜けなくてはならず、明治時代から鉄路は、大規模な「鉄道構造物」を率先して造り続けてきました。 本企画は「鉄道構造物」の造られた歴史的背景や経緯、設計思想などをより細かく盛り込んだ構成になっています。 著者は、全国の「鉄道構造物」のどこに工夫の跡があるのかを現地取材で実際に照合し、確認しています。なぜこのようなトンネルを造ったのか、なぜこのような形の橋が架かっているのかを明解に解説します。『鉄道構造物探見』発刊から10年。より詳細に、より具体的に日本の「鉄道構造物」のすべてを著者所有の貴重な写真と図面で紹介します。 2012年に中央高速道の笹子トンネルで老朽化による悲惨な事故がありました。鉄路での事故ではありませんが、鉄道生誕140年を越え、老朽化も含め、鉄路トンネルの安全性も危惧され、注目されています。 本書は鉄ファンだけでなく土木構造物の鑑賞辞典としての性格も持ち合わせています。土木事業者にも充分に訴求できる著者の知名度と内容です。 |
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