• 仏法の種まき
  • 仏さまが古来、人々に説きつづけまきつづけてきた「こころのたね」を、私たちにやさしく伝えてくれる、奈良・薬師寺新管主の法話集
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カテゴリ 人文
本のタイトル 仏法の種まき
著者名 著 : 村上 太胤
刊行年月(奥付) 2016年11月16日
発行者 講談社
ISBN 978-4-06-220325-8
造本体裁 四六 210ページ
定価 1,760円(税10%込)
詳細情報 奈良・薬師寺の新管主の法話集。お釈迦さまの生き方と思い、それを伝え広めた人たちの生き方、そして仏様の境地である「般若心経」や「六波羅蜜」の教えなどを通して、今の日本と日本人が忘れている「こころ」「美しさ」「ゆとり」「ならわし」などにそっと気づかせてくれます。まわりの人たちみんなで幸せで豊かになれるように、私たちはどう生きればいいのか何を為せばいいのか、やさしく語りかけてくれます。


奈良・薬師寺の新管主の最新法話集。

【目次】
第一章 お釈迦さまの教え
人々を救うことを宣言したお釈迦さま/お釈迦さまのお悟り/お経の成り立ち/仏教を守護したアショカ王/在家者中心の大乗仏教/二大訳聖と呼ばれた鳩摩羅什と玄奘/『般若心経』は大乗仏教の教えの結晶/『般若波羅蜜多心経』の経題/『般若心経』の教えは最初の二十五文字に集約されている

第二章 仏教の伝来と広まり
異国の神さまとして受け入れられた仏さま/仏教精神を基盤にした国づくり/日本人の精神文化の骨格をつくる/薬師寺建立の背景/薬師如来のご利益/薬師寺の教え/薬師寺の伽藍

第三章 教えを実践するための智恵
布施―自分のためではなく、相手のために尽くそう/持戒―おこないを振り返り、規律正しくしよう/忍辱―つらさに負けず、力強く生きよう/精進―どんなことでも一生懸命しよう/禅定―身のまわりを整え、静かに心を落ち着けよう/智慧―命を大切にして、考え深い人になろう/仏教の根本教義の一つ、「十二因縁」/苦悩を取り除く四つの真理と八つの実践修行/相手を変えるのではなく、自分が変わる/すべてのものはつながっている/やせ我慢のすすめ/足ることを知り、欲を少なくする/反省と感謝を忘れずに、心を磨く/縁をつなぎ、命を考える/孤独と縁を切る/しっかりと根を育てる/目には見えない世界に価値をつくる

第四章 日本中に仏の種を広めた先達たち
身を捨て、人にために尽くした聖徳太子/玄奘三蔵から直接教えを受けた道昭/人々を救うために大仏造営を発願した聖武天皇/菩薩と呼ばれた行基/命をかけて日本にやってきた渡来僧・鑑真/東北で菩薩と呼ばれた徳一/念仏を唱えながら人助けをした空也/念仏の救いを説いた親鸞/鎌倉時代に菩薩と呼ばれた叡尊と忍性

第五章 教えの種を飛ばし続け、育て続ける
橋本凝胤師がまいてくれた種/縁に気づき、縁に生かされる/心の種が芽吹いた瞬間/一人前の僧侶になるための試験/奈良仏教の伝統/お写経の心をつなぐ/祈りの姿を子孫に伝える/ご先祖さまは山にいる/ともに凡夫であるのみ/教えの種を育てる/薬師寺を広く仏教センターに

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